海外旅行保険選び
海外旅行中の予期せぬ出来事など起こる事なく、無事に帰国することが1番だけど、海外旅行では想定外のことが起こりがちなんですよね。体調をくずしたり、ケガをしたり、歯が痛くなったりとそんなアクシデントに遭遇することも十分あり得ます。また最近ではコロナ感染の影響治安もあまりいいとは言えないので、盗難に遭う事もないとは言い切れません。そんな予期せぬ出来事が起きた時に、心強い助けになってくれるのが海外旅行保険です。
国民皆保険制度に慣れてる私たち日本人には、あまり保険を掛けると言った事に意識は向かい人も多いかもしれませんが、アメリカでは日本の国民健康保険は当然使えません。特に日本に比べ医療費や入院費が、とんでもなく高額です。こうした予期せぬ事態を想定して、備えておくのが海外旅行保険です。。インターネット上からも簡単に申し込めるので、旅行前に必ず加入しておく事を強くお勧めします。
クレジットカード付帯保険の注意事項
クレジットカードには、海外旅行保険が付帯している事が多いですが、クレジットカード付帯海外旅行保険とは、クレジットカードに付帯されたサービスの1つです。
この付帯サービスにはカードを所有しているだけで保険が有効となる 「自動付帯」と、持っているクレジットカードで旅行代金を支払わないと有効にならないものや、年間一定額以上クレジットカードを使用していないと有効にならない「利用付帯」があります。
自分のクレジットカードに海外旅行保険がついているから安心と思っても、実際は「利用付帯」だったので保険が適用できなかったと言ったケースもあります。また、クレジットカードによっては、年間一定額以上のカード利用が必要など、各社で適用条件が異なります。
こうした付帯保険には、疾病死亡補償が補償されない、補償金額が足らないからと言って、保険が付帯されたクレジットカードを複数所有していても、補償金額が全て合算されるとは限りません。適用条件をしっかり理解して、まずは内容を確認しましょう!
海外旅行保険とは
補償や付帯サービスが充実している
クレジットカード付帯の海外旅行保険よりも、補償や付帯サービスが充実している傾向があります。例えば、病気やケガをしたときの保険金額が無制限となるプランが準備されていたり、他人や他人の物を壊したときの保険金額の上限がクレジットカード付帯の海外旅行保険よりも高額に設定されていたりと、大きなトラブルにも対応できることが特徴です。さらに、保険会社によっては、24時間365日体制で日本語による窓口対応が可能となっていることも多いため、言葉が通じないことで困る心配がありません。そのほか、盗難に遭ったパスポートやクレジットカードの再発行に必要な手続きのサポートや医療機関の紹介、宿泊施設の手配、弁護士の紹介などさまざまな充実したサービスが付帯しています。
旅行期間には注意が必要
保険会社の海外旅行保険は、あらかじめ設定した旅行期間のみ補償の対象となります。ただし、旅行で利用する交通機関の欠航や運休が原因で帰宅が遅延し、初めに定めていた保険期間が終了するという場合は、期間が自動延長されます。
契約保険内容をしっかり理解する
ほとんどの海外保険会社の保険料には差がなく見た目は同額なので、どこでもいいじゃん!ってなりがちだけど、しっかり内容を確認しましょう。特にインターネットで加入すると、カウンターで入るより保険料が安くなる商品もあるので、各保険会社のウエブサイトのチェックは必須。
海外旅行保険の内容の中でも、ここはしっかり理解しておかなければならないポイントです
【重要①】事故や急病で通院や入院した場合に、治療費や救急医療を受けた場合、現地での請求に対して、一時立て替え金など無く、支払手続きはすべて保険会社が代行してくれるか?
一般の初診料 | $200 – $400 |
専門医の初診料 | $300 – $600 |
患者搬送(救命士なし) | $1.000〜 救急車によって価格が違う |
救急搬送(救命士乗車) | $2.000 〜 |
救急医療室 | $4.000 〜 |
入院費(部屋使用) | $2.000 〜$3.000 / 1日 |
この落とし穴は非常に多いです。アメリカでの治療費は、日本と比べ物にならないほど高額な場合がほとんどです。救急車で病院に運ばれた時点で約$7.000近い費用になります。そこから治療になると当然$10.000超えは普通にかかってしまうのです。このような医療費請求金額を、一時的であっても建て替えるのは大変な事です。このような事態も想定して、治療費の支払い手続きは、全て海外旅行保険で対応してくれるプランを選んでおく事をオススメします。
【重要②】自分が行く旅行先に、ご自身が選ぼうとしている海外保険で、診察や治療が受けられる病院がどの程度あるか?
これもとても重要な保険選びのポイントです。海外旅行保険の窓口に問い合わせて、何件かの病院の住所をGoogle mapで検索して場所を把握しておくとわかりやすいです。
まとめ
日本の健康保険には、「海外療養費制度」というものがありますが、健康保険の海外療養費制度が使えたとしても、アメリカで医療機関にかかると、非常に負担が大きくなることに変わりありません。
アメリカ滞在中に、病気やケガで病院にかかる可能性はゼロでは無いし、もしも、診療を受けたとしたら、数十万円~数百万円といったお金がかかってしまいます。海外で診療を受ける際のリスクを抑えるためにも、海外旅行保険への加入は必須といえるでしょう。また、海外旅行保険は、病気・ケガのためだけの保険ではありません。盗難や破損といったトラブル時の補償もあります。海外へ渡航する際には、病気やケガの心配を少しでも軽くするために、海外旅行保険で備えておいた方が安心して楽しめますよね。
また海外旅行保険加入は、外務省でも推奨しています。病気やケガ、盗難や破損などのトラブルやリスクに不足なく対応するためにも、アメリカに行く際は海外旅行保険へ加入しましょう。
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